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11月15日から16日の2日間、学生22名、職員1名、OG1名の計24名と、カウンターパートであるNPO法人いなだに竹Links(以下竹Links)をはじめとする地域の方々とともに活動しました。今回は長野県飯田市にある旧小笠原書院周辺にて竹林整備をしました。
竹林整備1日目となった15日は、竹Links、小笠原書院・御下屋敷愛護会、飯田信用金庫など、本会と合わせて計55名で活動しました。学生と地域の方で協力しながら、竹の運び出しを中心に取り組みました。
午後も地域の方と一緒に効率よく作業を進め、一日で景観が良くなりました。
夕方からは、一緒に活動をした地元の方33名とともに交流会をしました。飯田市で有名な「出前焼肉」を食べながら交流をし、楽しい時間を過ごしました。
16日は、竹Links、小笠原書院・御下屋敷愛護会、飯田信用金庫の方などを合わせて43名で活動しました。この日は竹の運搬作業に加え、竹を伐採しました。参加した学生の中には、初めて竹を切った学生もおり、竹Linksの皆様をはじめ経験者の学生などにアドバイスを受けながら、安全に作業を進めました。
その後、小笠原書院・御下屋敷愛護会の細江滝登さんから、活動場所についての歴史や文化についてお話をいただきました。細江さんから、「これからは建物の継承だけでなく、自然の恩恵をもらいながら生きていく共存をしていかないといけない」と挨拶をいただき、自分たちが竹林整備を行った目的や、愛護会の皆様の想いなども知ることができました。
午後からは竹Linksの拠点である百田ベースにて畑を耕したり薪を割ったりしました。畑では、畝を作り竹炭や集めた枯竹を活用し、化学肥料を使わない菌ちゃん農法を活用しています。
作業後は天竜峡駅周辺の散策をし、隊員同士の親睦を深めました。観光を通して、飯田市の魅力をさらに学生たちが感じることができました。
最後に、本活動のリーダーである嶺村祐希(群馬県立女子大学4年)から、「今回感じた事を通して、また伊那谷の活動に参加してくれたら嬉しい」と挨拶で、活動は無事終了しました。
今回の活動も多くの地域の方に参加していただきました。活動を通して築いた地域の方との関係性を今後も継続していき、協働しながら伊那谷地域の環境を保全していけるよう活動してまいります。活動に携わってくださった皆さま、誠にありがとうございました。(東洋大学3年 金子 純香)