●どんな活動？
　日本最大の湖であり関西の暮らしを支えている琵琶湖を舞台に、環境保全と地域連携を目的とした清掃活動を行っているプロジェクトです。琵琶湖の湖岸には、私たちの生活から出たごみが川を通じて流れ込み、プラスチックごみを中心とした漂着ごみが生態系や景観に影響を与えています。そんな現状を少しでも変えたいという思いから、学生や地域住民の方々の皆さんと一緒に清掃活動や学びの機会をつくっています。

●参加したきっかけ
　初めてのプロジェクトでいくつかの活動の中で迷っていた時、自分が滋賀県民であり、一番身近であった存在が琵琶湖だったことがきっかけでした。小さい頃から当たり前のように見てきた琵琶湖だからこそ、その魅力や課題に改めて向き合いたいと思い、参加を決めました。

●ここがおススメ！
　ただごみを拾うだけの活動ではないという点にあります。落ちているごみがどこから来て、どのような経路で琵琶湖へ流れ着いたのかを知ることで、社会全体のごみ問題を自分ごととして考えられるようになります。
　また、活動を通して出会う琵琶湖の景色は本当に美しく、自然の中で体を動かしながら環境保全に携われることも大きな魅力です。さらに、地域住民の方々の参加をいかに広げていくかという課題にも向き合っており、その難しさとやりがいを感じながら、地域とともに活動を育てていく手応えがあります。
　琵琶湖の美しさと大切さを知り、守りたいと思う人の輪を広げていく。その一歩を、これからもみんなで進めていきたいと思っています。