NPO法人国際ボランティア学生協会公式ウェブサイト

会員の方はこちらから

>ID/パスワードを忘れた方はこちらから



【春プロリーダー紹介】山形県日本海沿岸清掃活動 近野 貴輝(東北公益文科大学4年)

●どんな活動?
 山形県の日本海沿岸では、近年「海洋ごみ」が大きな社会課題となっています。
 対馬海流や偏西風の影響を受けやすく、海外からの漂着ごみや生活ごみが多く流れ着く地域です。特に冬から春にかけては荒れた海の影響もあり、一年の中でも漂着ごみが増える時期になります。

 海洋ごみは海の生き物の命を脅かすだけでなく、景観や観光資源への悪影響、そして高齢化が進む地域にとっては「拾いたくても拾いきれない」という現状もあります。

 そこで私たちIVUSAは、県内外の学生や地域のみなさんと力を合わせて清掃活動を行い、少しでもこの課題の解決につなげていきたいと考えています。ただごみを拾うだけでなく、「現地の課題に触れ、共に考える」ことも大切にしている活動です。

●参加したきっかけ
 私がこの活動に参加しようと思ったきっかけは、先輩から「山形の活動は、人も雰囲気も本当に温かいよ」と聞いたことでした。実際に参加してみると、現地の方も一緒に活動する仲間も、とても熱くて優しい人ばかりで、「また戻ってきたい」と自然に思える場所でした。

●ここがおススメ!
 このプロジェクトの一番の魅力は、「人の良さ」だと思います。

 どれだけ綺麗にしても、数ヶ月後にはまたごみが漂着してしまう海岸。
 正直、成果が形に見えづらい場面もあります。それでもこの活動が長く続いているのは、「一緒にやろう」と言える仲間と地域の方々がいるからです。

 つらいことも大変なこともありますが、

“この人とだから頑張れる”
“この人たちのために力になりたい”

 そう思える温かい環境が、山形にはあります。

 環境問題は一朝一夕で解決できるものではありません。だからこそ、楽しみながら、笑い合いながら取り組む。これが山形隊のスタイルです。
 少しでも興味を持ってくれた方は、ぜひ一度山形の海に足を運んでみてください。一緒に活動できる日を楽しみにしています!