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沖縄県石垣島海洋漂着ゴミ水際掃討大作戦

 2月26日から3月3日までの6日間、学生65名、事務局1名の計66名で実施しました。

 沖縄県八重山諸島に属する石垣島の海岸には、海洋プラスチックごみが大量に漂着しており、美しい景観や自然環境が脅かされています。本活動はその現状を、清掃活動を通して自らの目で知り、地域の方々と共に課題解決に取り組むことを目的として実施しました。

 活動1日目は、18時に新石垣空港に集合後、石垣青少年の家にて結団式を行いました。活動リーダーである斎藤亮太(國學院大学4年)から、「当たり前のことを当たり前にやろう」という挨拶があり、参加者一人ひとりが翌日からの活動に向けて意識を高めました。

 活動2日目は、明石ビーチにて清掃活動を行いました。海岸にはペットボトルや発泡スチロール、ブイ、漁網などが多く漂着しており、ペットボトルのラベルには日本語表記がほとんどなく、海外由来と思われるごみが目立ちました。天候の変化に悩まされる場面もありましたが、互いに声を掛け合いながら最後までやり遂げることができました。

 活動3日目は、平野海岸にて清掃活動を実施しました。ごみの量や種類は前日と同様に多く、改めて問題の深刻さを実感しました。

 集積所までの距離が長かったため、バケツリレー方式で運搬を行い、効率的に作業を進めました。役割分担と声かけを徹底することで、チームとしての一体感も高まりました。

 活動4日目の午前は、地域の方45名と合同で海岸清掃を行いました。参加された島民の方からは、「若い人がこうした活動に取り組む姿を見て元気をもらえる」とのお言葉をいただきました。

 午後は石垣青少年の家にて、島民の方29名を交え、海ごみを活用したキーホルダー作成を行いました。また、今後IVUSAとともに石垣島で実施していきたい取り組みについて企画提案を行い、活発な意見交換がなされました。

 その後の交流会では、八重山そばをいただき、沖縄民謡を鑑賞するなど、地域の文化にも触れる貴重な機会となりました。

 活動5日目は石垣島内の観光を行いました。午前はサーターアンダギーを味わい、石垣島鍾乳洞で幻想的な自然景観を見学しました。
 午後は石垣島ミルミル本舗 本店でジェラートをいただき、ユーグレナモールにて買い物をしました。

 観光中には「石垣ナイスクリーンプロジェクト」のポスター掲示のお願いも行い、19店舗にご協力いただきました。活動の意義を島内に広める機会にもなりました。

 活動最終日の解団式では、活動リーダーの斉藤亮太から、「やってもらったことをきちんと返すこと、義を大切にすることを今後も継続してほしい」と挨拶がありました。

 活動を終えて参加学生からは「来年も石垣島に来て海を守る活動に関わりたい」といった声が多く聞かれました。

 私自身も、清掃を重ねる中で拾っても拾ってもなくならない現実を目の当たりにし、問題の根深さを実感しました。しかし同時に、地域の方々と共に汗を流し、同じ方向を向いて取り組むことで、確実に一歩ずつ前進できることも感じました。

 清掃活動を行った3日間で回収したごみは、45リットル袋937袋、粗大ごみ49個にのぼりました。この数字の重みを忘れず、今後も継続的な発信と行動を通して海ごみ問題の解決に取り組んでいきます。

 最後になりますが、カウンターパートである合同会社縄文企画の田中秀典さんをはじめ、活動にご参加くださった島民の皆様、そして本活動を支えてくださったすべての方々に心より感謝申し上げます。(中央大学4年 保田 晋吾)

※この活動は、日本財団「海と日本PROJECT」の助成を受けて実施しました。