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3月13日から16日にかけて、京都府にある日本三景・天橋立に隣接する阿蘇海にて、学生62名と事務局員1名が景観保全や環境づくりを目的とした4日間の活動を実施しました。
近年、阿蘇海では牡蠣殻の増加により景観の悪化が進み、その他にも漁業の喪失や船への悪影響といったさまざまな課題が生じています。
本活動では、「阿蘇海の過去現在を知り、阿蘇海環境づくり活動の未来を考え、地域住民と関わり、今後の活動の足がかりを作る」ことを目的に掲げました。活動期間中は「みんなでカキ殻拾うDAY」をはじめ、地域の方々との交流や意見交換を通して、阿蘇海への理解を深めました。
初日は、宿舎としても利用させていただいた文珠公会堂にて開会式を実施しました。阿蘇海環境づくり協働会議座長の今井一雄様や宮津市副市長の今井真二様をはじめ、多くの地域関係者の方々にご参加いただき、激励のお言葉をいただきました。
開会式後は班ごとに分かれ、二つの活動に取り組みました。生き物調査では阿蘇海の現状把握と成果の確認をすることを目的に、複数の地点でどのような生物が生息しているのかを調査しました。フィールドワークでは、森林保全に携わる団体様や地元で活動されている方々、漁業に携わる方から直接お話を伺い、新しい視点から阿蘇海を知ることができました。
2日目は、住民参加型の生き物調査に加え、子どもたちに環境問題への関心を持ってもらうことを目的とした環境学習会を開催しました。生き物調査では計15名の方々に参加していただき、今まで以上にたくさんの生物を発見することができました。
学習会では紙芝居やクイズを用いて楽しく阿蘇海の環境問題等を説明しました。実際に参加した学生からは、「子どもたちは生き物に興味津々だったため、実際に生き物をみることは良い経験に繋がったと感じた」という声が寄せられました。
また、松露亭裏と小天橋付近にてカキ殻の回収を行い、約2時間で7トンを回収しました。
3日目には、宮津市文珠地区と与謝野町の阿蘇シーサイドパークにて「みんなでカキ殻拾うDAY」を開催しました。地域住民70名と協力し、宮津市で9トン、与謝野町で4トンのカキ殻を回収しました。地域の方々との交流の中で、高齢化や地域活性化に関する課題が存在することも同時に学び、今後の取り組みにつながる時間になりました。活動に参加した学生からは、「地域の方々からカキ殻の活用方法など多くのお話を伺い、つながりの大切さを実感した」といった感想がありました。
夜には地域の方々との交流会が行われ、お仕事に関する話題や地域への想いなど貴重なお話を伺う機会になりました。
最終日は「文珠キレイにするDAY」を実施し、文珠地区の側溝清掃や、活動拠点として利用させていただいた文珠公会堂と吉野茶屋の清掃を地域の方々と協力して行いました。その後、班ごとに文珠周辺を巡り、数々の魅力に触れました。
閉会式では活動の成果を共有するとともに、今後の課題や取り組みについて活動リーダーから説明がありました。また、与謝野町副町長の井上雅之様から、「阿蘇海は宮津市と与謝野町にまたがる大切な財産であり、皆さんの活動に深く感謝している」というお言葉をいただき、達成感とともに次回に向けて意欲を高める締めくくりになりました。
本活動にご協力くださった皆様、誠にありがとうございました。