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静岡県西伊豆町活性化活動

  8月12日から15日までの4日間、学生70名と事務局1名で活動しました。
 今年は、あめみや農園での畑作業や安良里夏祭りの運営補助に加え、新たに「網小屋再生プロジェクト」の第一歩を踏出しました。

 初日はお昼前に西伊豆町へ到着し、かつての耕作放棄地を利活用した「あめみや農園」にて畑作業を開始しました。強い日差しが照りつける中、道具の使い方を確認した上で作業に取り組み、「メリハリをつけよう」と互いに声を掛け合いながら雑草抜きや防獣ネット張りを行いました。

 また同時に、7人の学生が田子地区にある円成寺の竹林へ赴き、翌日の茅葺ワークショップで使う竹の伐採を、安全面に留意しながら手際よく完了させ、初日の活動を終えました。

 2日目の午前は、畑作業と祭り準備に分かれて活動しました。あめみや農園では防獣ネット張りや水やりをして、予定していた畑作業を完遂させました。

 祭り準備では地域の方々と一緒に会場設営を行い、IVUSAが行う「堤防アート」の準備を進めました。

 午後からは、水産庁の「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」にも選ばれている網屋崎の網小屋再生に向け、県内で活動する茅葺職人の峯正也さんと吉澤裕紀さんをお招きしてワークショップを実施しました。西伊豆町中央公民館での講演会で茅葺についての理解を深めた後、夏祭りの会場でもある旧賀茂幼稚園園庭に茅葺小屋を作成するため、実際に茅葺を骨組みに結びつける作業に取り組みました。慣れない作業に難しさを感じながらも、職人の方々に教えていただきながら茅葺の技術を学びました。

 夜には地元の方々と盆踊りの総練習に参加し、本番に向けて気持ちを高めました。

 3日目は「安良里夏祭り」の本番を迎えました。午前中の準備を経て夕方から始まった祭りでは、かつての安良里のサンマ投げの風習にちなんだ、手作りの「サンマスロービンゴ」などの子ども企画や、あめみや農園の作物で作った「西伊豆コロッケ」の販売を行いました。IVUSAが行った子ども向けの企画にはのべ179人もの子どもたちが参加してくれて、会場には賑やかな笑顔が溢れました。

 お祭りの終盤は、学生と地域の方々が大きな円を描いての盆踊りに、会場は一体感と熱気に包まれました。地域の方々からは「元気がもらえる。これからも継続的に西伊豆町に関わってくれたら嬉しい」といった温かい言葉をいただきました。

 最終日は、早朝から祭りの撤収作業と宿舎の清掃を行いました。

 その後の活動をふり返る勉強会では、個人目標の達成度を確認し、他の隊員からの評価を通して新たな視点を得ました。さらに、「来年プロジェクトマネージャーになったら西伊豆町で何ができるか」をテーマに意見を共有し、今回の経験を今後の活動につなげることの重要性を再確認しました。

 解団式では、活動のリーダーである田川兼新(東洋大学3年)から、「活動を通して、隊員と地域の方々がお互いに『また会いたい』と思える関係が築けていたら嬉しい」という挨拶があり、今後も主体的に地域と関わり続けることへの思いを共有しました。参加した学生からも「自分の行動が人の笑顔に繋がる喜びを知った。この繋がりを今後に活かしたい」という感想がありました。

 4日間を通して大きな事故もなく無事に活動を終えることができました。今回の活動へご支援ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。(共立女子大学4年 塚越 風香)