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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから7月22日(金)に世田谷区ボランティアセンターからの依頼を受け、世田谷公園にてマンホールトイレの設置体験のお手伝いをした後、参加してくれた人たちに東日本大震災の被災地の現状についてお話しさせていただきました。
マンホールトイレとは、地震などにより断水して家庭で水洗トイレが使えなくなった時、下水道に直結したマンホールの上に、建てる仮設トイレです。
災害時に避難所となる区立小・中学校や、区立公園等において、東京都下水道局による下水道の耐震化にあわせて整備しています。このマンホールトイレを世田谷公園にて、地域住民の方と一緒に実際に設置しました。トイレを組み立てると言っても、説明書が分かりやすく、重さ的にも軽いので簡単に建てることが出来ました。しかし、マンホールトイレの存在を知っている人が少ないのが現状であり、これを機に、家族や友人に今回の話をして、もしもの時にこのような手段があるということを一人でも多くの人に、認知してもらうことが必要です。
その後、世田谷ボランティアセンターに移動し、災害救援活動に参加した時のお話を、インタビュー形式でさせていただきました。主に話した内容は、なぜ災害救援活動に参加しているのか、約4カ月経った現地での状況、作業内容等です。また、参加者の方々も興味津々と聞いてくださり、とても話しやすく、「また今度ゆっくり話を聞かせてね」「また行くの?気をつけてね」と声をかけていただきました。
個人的に、前々からやりたいと思っていた、被災地での活動を伝えるということができて良かったです。現場に行かなくても私たちにはできることがある。このような思いを持ってくれる人が、一人でも多くなるように頑張って行きたいと思いました。(国士館大学3年 江原 翔太)