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第12回新潟県長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動をは無事に終了しました

11月4日(日)

 いよいよ今日で活動は最終日となります。今日の午前中は古民家の外で竹を使った水鉄砲作りを行いました。同住会の方々に作り方を教えてもらい、子どもたちは昔の遊びを体験することが出来ました。
 昼食を食べた後は、とうとう子どもたちとお別れの時間になってしまいました。子どもたちに昨日の企画で作った手作りキャンドルやメッセージを書いた色紙などをプレゼントとして渡しました。何年後かに、これらのプレゼントを見たときに、今回の栃尾での活動を少しでも思い出してもらえたら嬉しく思います。
子どもたちのために竹とんぼを作る学生たち。
 今回の活動を通して、子どもと向き合うことの大切さ・大変さを学びました。子どもたちの中には今年で小学校を卒業し、この栃尾の活動からも卒業となってしまった子がいました。
 帰りのバスの中で、子どもたちがもう会えないのかな、寂しいと言っているのを耳にし、少しでも子どもたちが自分たちを必要な存在だと思ってくれたことをとても嬉しく思う反面、他にも子どもたちのために何か活動できたのではないかというもどかしさも感じました。
 子どもたちが抱える背景は自分たちには想像できないけれど、学生なりに子どもたちに出来ることをこれからも考え、活動して行く必要があるのではないかと思いました。
子どもたちとのお別れ。
11月3日(土)

 今日は朝から畑作業と古民家の清掃を行う予定でしたが、天気があいにくの雨ということもあり、全員で古民家の清掃と午後から子どもたちと行う企画の準備を行いました。古民家清掃では、1階の畳の下の清掃や入り口付近の片付けを行い、企画の準備では、芋きんとんのレシピ表を作ったり、食育に関する問題作りを行いました。
古民家清掃の様子。
 午後になり、待ちに待った子どもたちと合流し、自己紹介をした後は、古民家で交流を兼ねた企画を行いました。芋きんとん作りでは、包丁を使ってサツマイモを切ってみたり、自分たちで味見をしながら牛乳とバターと砂糖を混ぜて味付けをしたりと、子どもたちは楽しみながら料理をしていました。その後の食育に関するクイズなどでは、食材に関する知識や、料理を作ってくれる人に感謝の気持ちを持つことの大切さやありがたみを学習しました。

芋きんとん作りの様子。
 夕食後に行われた企画では、当初はキャンプファイヤーをする予定でしたが、直前になってまた雨が降って来てしまい、古民家でキャンドル作りを行いました。子どもたちもキャンドル作りは初めてということで、どの子も興味津々でした。自分の好きな色をつけて、色とりどりのキャンドルができました。
 完成したキャンドルに火を灯し、皆で「燃えろよ燃えろ」を歌って手作りのキャンドルを楽しみました。その後、「アブラハムの子」と「ジェンカ」という遊びをし、明日は晴れるように皆でお祈りの歌を歌って子どもたちは就寝しました。寝る直前まで子どもたちはとても元気でした。
 今日初めて子どもたちと活動してみて、企画中や自由時間でも膝の上に乗ってくる子が多く、自分たち学生の愛情が少しでも必要とされているように感じました。やはり子どもにはたくさんの「無償の愛」が必要なのだと感じ、学生という立場ですが、改めて子どもたちと真剣に向き合い、共に活動を通して成長して行きたいと考えるようになりました。明日で最終日ですが、子どもたちの一生に残るような活動を最後までしてきたいと思います。

11月2日(金)

 本日から新潟県長岡市栃尾地域にて31名による第12次新潟県長岡市栃尾地域ふるさとづくり活動が始まりました。今回の隊は、児童養護施設の子どもたちを古民家に招いて一緒に遊んだり、畑作業をしたりします。出発前、新宿で行われた勉強会兼結団式では、実際に子どもたちと関わる上で心がけることをお互いに共有し、また子どもたちと一緒に行う企画の内容を確認しました。

勉強会兼結団式の様子。
 最後に今回のリーダーから挨拶があり、21時過ぎに新宿を出発となりました。古民家には0時40分頃到着し、明日からの活動の準備を行いました。明日は午前中に畑作業をし、午後から子どもたちと合流して芋きんとんを作ったり、夜はキャンプファイヤーをする予定となっています。子どもたちの心に残るような活動をしてきたいと思います!
企画の準備をしています。