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9月度竹林整備活動@こどもの国~集中講義~

 9月2日・3日の2日間、参加者61名で神奈川県横浜市青葉区にある児童厚生施設「こどもの国」で竹林整備活動をしました。
 「こどもの国」は100ヘクタールほどの広大な児童厚生施設です。この広大な土地を持つ園内整備は数名のスタッフで行っており、下草刈りや間伐、遊歩道の修復といった森林整備が大きな負担となっています。園内整備のお手伝いをすることで、来園する子どもたちが、元気に安心して自然あふれるこどもの国で遊べるような環境を作っています。

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 最初の作業はまず、前回の活動で切った竹や枝を撤去するところから始まりました。
 次に、若い竹や細い竹を中心に切っていきました。斜面での作業で足場が悪い中、若い竹は切り倒しやすいのもあって、みんな順調に切り倒していました。そして最後に、全員で枝打ちをしました。
 最初は慣れていないのでうまくいきませんが、慣れてくると素早く枝打ちができるようになります。2日間の活動のためいつもより少し早く終了させ、無事に活動を終えました。

 2日目の活動は、昨日と前回切った竹が大量にあり、場所が狭くなっていたり活動がしづらい環境でした。そのため、まず動線確保するために、前回と前日に伐採した竹をトラックに積む作業を行いました。昨日、こんなに竹を切っていたのかと再認識をしながら竹や枝をグラウンドの方へ降ろしていきました。
 次に、前日と同様に若い竹・細い竹、それに加えて歩道側の竹を切っていきました。
 それと同時に、草が生い茂っている場所をきれいに刈っていく作業をしました。

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 この日は長めの竹を切ることが多かったため、声掛けや基本をしっかりと確認しながら作業を進めました。また崖のような場所での作業は、慎重に行っていきました。
 草は蔦が絡まって刈りづらく、大量に生えていたので苦戦しました。草刈りも無事に終わって全員で枝打ちをし、最後に切った竹の片づけをして2日目の活動を終えました。

 竹林の間から日が差すようになり、生い茂っていた草もきれいになりました。この2日間でとても景観が良くなり、それを見てやり遂げた達成感が味わえました。(国士舘大学2年 山下 諒)

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【プロジェクトリーダーより】
 毎月行われている活動ですが、いつもは勉強会というものをやっていません。活動前に勉強会を開くことにより、参加者のみんなには動線の確保の大切さや竹の切る順番などを意識して活動してもらえたと思います。

 初めての参加者が多いこの活動。たくさんの人が興味を持ち参加してくれることは、非常にうれしいことであります。しかし、その中で何度も来てくれる人もいます。その人たちに、ぜひ教える側として動いてもらい、より良い活動にしたいと今回は「集中講義」という形でやらせていただきました。
 一人ひとりが勉強会でやったことや教わったことを意識し、考えて活動している姿を見て本当にうれしかったです。非常に暑い中での活動でしたが、一人ひとりが周りを気遣いながら活動をしていたので、怪我人など出ることなく無事終わることが出来ました。

 みんなの協力があったからこその活動でした。こどもの国の職員の方々、参加者のみんなに本当に感謝しています。
 ありがとうございました!(国士舘大学2年 廣嶋 千浩)