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宮城県山元町復興支援活動(助成:住友商事 東日本再生ユースチャレンジ・プログラム)は終了しました

 10月4日から宮城県亘理郡山元町にて復興支援活動を行っています。なお、この活動は住友商事株式会社、東日本再生ユース・チャレンジ2013プログラムによる助成を受けて活動しています。

10月6日

 午前中は旧中浜小と坂元駅を見学し、いぐねの伐採の現場にてチェーンソーを使う体験をしました。午後は2つの現場に分かれ以前民泊させていただいたお宅へお手伝いに向かいました。天気は朝から霧雨でしたが、ひどくはなりませんでした。

 以前山下中学校の校長先生を務めていたした渡辺修次先生からは多くのことを教えていただきました。津波の第1波~第4波が校舎にどんな被害をもたらしたか、どうして校舎は残ったのか、また当時の避難の様子など。学生は渡辺さんの話に熱心に耳を傾けていました。

 チェーンソーの講習では、学生の中には初めて工具を使う人もおり最初は少し緊張していましたが黒澤さんと黒澤さんの知り合いの吉田 信昭さんという方の下で指導を受けました。チェーンソーが危険な道具であることをしっかり学び、扱い方も教えていただきました。

 全ての作業を終わらせて15時にテラセンに戻り、宿泊させていただいた本堂の片付けと掃除をして15時45分に出発しました。午後8時半に宮坂事務所に無事到着し解散しました。

10月5日

 5日(土)の作業内容は大きなテント張りでした。途中雨が降る場面があったものの強い風は吹きませんでした。このテントはおよそ奥行き30メートル、幅10メートル、高さ5メートルと、とても大きなもので、海で獲れる鮭をさばいたり、競りをしたりする一時的な代替の場所として使用されます。テント建て作業は業者の親方が一人で指示を出し、その指示の基、学生8名と磯浜漁労長の大和さん、IVUSA特別顧問の黒澤 司さんはじめ、お寺災害ボランティアセンター長の藤本さんやボランティアの仲間たち総勢18名で行いました。
 午前中はテントの基礎になる骨組みを立て、午後はテントの幕張りと固定作業を行い、夕方5時に完成しました。

 はしごを使っての高所作業や、重いテントの幕に骨組みを運んだりなど体力的に辛い作業もありましたが、声を出し合いながら作業をしケガ人もなく無事に作業を終えることができました。

 明日は午前中に旧中浜小と坂元駅など、津波被害遺構を見学し、イグネの伐採作業を行います。

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