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2013年度第6回新潟県長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動

 8月23日から26日まで、学生とスタッフ合わせて95名が新潟県長岡市栃尾地域にて「繋ぐ」というコンセプトのもと活動を行いました。

 前日の勉強会で栃尾のことについて学び、それぞれ目標を立て意識を高めてから迎えた1日目。現地へ移動した後は、地元のかたと一緒に栃尾の民謡である「栃尾甚句」に合わせて踊る民謡流しの練習を行いました。初めは簡単そうに見えて覚えられない踊りに苦戦しましたが、出来るようになるとどんどん楽しくなり、地元のかたも学生もひとつになって笑顔で踊っていました。

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学生と杤尾の方の笑顔

 その後、お神輿を担ぐ練習や樽神輿綱引きの練習を行いました。
 練習が終わった後には地元の方との交流会を行い、普段の栃尾での生活やとちお祭について貴重なお話を聞くことができ 楽しい時間を過ごすことができました。

? 楽しみにしてきたとちお祭の初日でもある2日目。
 宿泊場所の清掃、よさこいソーラン練習などいくつかに分かれて活動したあと、地元の方と一緒にご飯を食べてとちお祭の会場へと向かいました。この日は民謡流しと神輿渡御へ参加させていただきました。
 前日、簡単そうで難しい踊りに苦戦しながら地元の方と練習した民謡流し。
 本番が始まり、地元の方に囲まれて栃尾の町を踊りながら練り歩くと自分が栃尾地域に溶けこんだような不思議な感覚になりました。
 神輿渡御では、男はふんどし、女はさらしに法被姿でそれぞれの町のお神輿を担がせていただきました。お神輿の後、地元の方からもらった「来年もまた会いに来てね!」という言葉がとても嬉しく、またこの人たちに会いに栃尾を訪れようと思った瞬間でした。

 3日目は樽神輿綱引き大会に出場し、仁和賀行進でよさこいソーランを披露したあと、とちお同住会の方と共に大花火大会を見ながら交流会を行うという盛りだくさんな内容の1日でした。
 仁和賀行進では、参加者94人でよさこいソーランを踊りながら栃尾の市街地を巡りました。地元の方が、笑顔で見てくださることが嬉しくて、とちお祭で踊れる幸せを感じながら全力で踊り切りました。

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よさこいソーランを披露しています

 最後は、祭のフィナーレを飾る大花火大会を、とちお同住会の方と見ながら交流会を行いました。2日間全力でとちお祭に参加させていただいたあと、地元の方とご美味しいご飯を囲み、交流しながら見る花火は格別でした。
 活動最終日である4日目。お世話になった宿泊場所の掃除を行い、ご飯を食べた後は上樫出音子神社で行われている「珍棒(ちょんぼ)地蔵祭り」という珍しいお祭りを見に行きました。
 その後まとめの会を行い参加者全員で地域活性化のために何ができるかについて考えたり、この4日間で感じたこと、考えたことの共有をしたりしました。
最後に、このプロジェクトを裏側で支えてくれたスタッフ、サブリーダー、そしてリーダーからの話を聞いた後、全員揃って無事に帰京しました。
 関東、関西の枠を超えた多くの仲間と出会い栃尾の方の温かさにふれ、都会ではできない多くの体験をさせていただけた熱い4日間でした。(法政大学2年 島貫 綾香)

【プロジェクトリーダーより】
 4日間、本当にお疲れ様でした。
 とちお同住会をはじめとする今回の隊を支援して頂いた多くの方々、本当にありがとうございました。

 今年も94名という過去最大人数でこの栃尾祭に挑みました。私たちのよさこい披露を見た方から「ずっといてほしい」と感想を頂いたことは忘れられません。これからも栃尾の方々が栃尾祭に「来年も来たい」と思えるように、私たちの第二のふるさとである栃尾を学生の若さと元気で活気づけていきたいと思います。
 そして、栃尾の『地域活性化』というのを学生の様々な視点で考え、よりよい活動となるようにしていきたいと思います。
 本当にありがとうございました。(東京家政大学3年 川島 悠)