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2013年度第7回新潟県長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動

 9 月11日から14日まで学生とスタッフ合わせて43名が新潟県長岡市栃尾地域にて、「可能性という花の種をまく」というコンセプトで活動しました。
 1日目は早朝に関西組が東京に到着しました。午前中から勉強会でしたが、参加者は眠さを感じさせず元気に挑んでいました。勉強会では栃尾のこと、今回一緒に活動するNPO法人UNEさんのことなどを学びました。最後には自分たちで今回の活動の目標を立て活動への意識を高めました。その後、東京を出発し栃尾へ向かいました。

 2日目の前半はUNE さんとの畑作業を行いました。
 7次参加者一同の栃尾到着後初の活動ということもあり、やる気に満ち溢れていましたが、雨により活動途中で中止になりました。
畑作業としては、心残りのあるものとなってしまいましたが、雨宿りの間や地元の方々が作ってくださったカレーを昼食に食べながらお話する事ができ、とても有意義な時間が過ごせたと思います。
 後半では、UNEさんとのパネルディスカッション、UNEさんやとちお同住会の方々と夕食を交えた交流会を行いました。互いの団体が今後活動していく上で重要なイベントであったと思います。

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パネルディスカッションの様子

 3日目は、朝から西谷小学校へ行きました。西谷小学校の子供たちは合わせて11人と少なく、来年廃校になってしまいます。そのため、子どもたちになにかできないかと思い、運動会を催すことにしました。
 3つのチームに分かれて競い合いました。玉入れや尻尾取りゲームなどの様々な種目の中、子どもたちも私たち大学生も一生懸命になっていました。共に笑い、汗を流したこの運動会は子どもたちにも私たちにもいい思い出になったことでしょう。

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体育館で玉入れをしています

 最後には、子どもたちにもメダルのプレゼントをして写真を撮ったり、ドッジボールをしたりしてお別れを惜しみました。

 4日目は今回の三泊四日でお世話になった、古民家の大掃除を参加者全員で協力して行いました。畳や床の掃除をはじめ、二階の干してあった野菜の片づけ、物置の整理整頓などを行い、古民家は綺麗になりました。昼食後は最後の班ミーティングを行い、今回の栃尾7次隊で見えてきた自分たちがすべきことや、反省点、疑問を班員間で共有したのち帰京となりました。(立命館大学1年 辻中 伸)

【プロジェクトリーダーより】
 今回の活動のコンセプトは「可能性という花の種をまく」でした。

 今回の活動では長岡市で活動を行っているNPO団体であるUNEさんや長岡市立西谷小学校の生徒教職員の方々、半蔵金集落の地域の方、同住会など栃尾の様々な人との交流を通じて栃尾の良いところや抱えている問題を知ることができました。

 またIVUSAとして活動している地域活性化活動やボランティアとはどんなものかということをUNEさんとのパネルディスカッションで考え、西谷小学校での交流会では小学生との楽しい時間を過ごすことができ、半蔵金集落や同住会の方とお話するなかで自分たちが栃尾に来る意味を考えることができたと思います。

 可能性とは栃尾の地域や活動、今回参加してくれたIVUSAの参加者の未来です。
 今回の活動がその未来という花を咲かせるためのきっかけになってほしいです。

 今回の活動ではまだ種を植えただけにすぎません。これから植えた種を育てて大きくするためにも、そしてしっかりとした花を咲かせるためにもこれからがスタートです。

 IVUSA×栃尾
 これからも前に進み続けます。(龍谷大学4年 山本 健太郎)