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第5回宮城県山元町復興支援活動(助成:住友商事 東日本再生ユースチャレンジ・プログラム)

 8月16日か8月20日までの間、宮城県山元町にて、IVUSA学生23名と事務局1名が活動を行いました。普門寺とその一角にある民間のボランティアセンター(通称テラセン)を拠点に様々なお宅のお手伝いをさせていただきました。なお、この活動は住友商事株式会社 東日本再生ユースチャレンジ・プログラム2013プロジェクトの助成を受けて活動しています。

 活動初日である17日(土)は、地域の方に町内を案内して頂きました。津波により大きな被害を受けた旧中浜小学校、磯浜漁港、旧坂元駅を回りました。
 震災から約2年半が経とうとしていますが、それぞれの場所を周ると、被災直後の光景が目に浮かんできました。
 この日の作業は、ビニールハウスの解体や、いぐね(各お宅の周囲にある防風林)の伐採作業を行いました。
 作業後は、地域住民の方のお宅に民泊をさせて頂く学生と、山元町の復興を考える「土曜の会」という集まりに参加させて頂く学生に分かれました。
 この日の民泊の様子が、河北新報に取り上げられました。

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 活動2、3日目は、初日同様、畑のお手伝いと、いぐねの伐採を行い、それに加え「みんなの図書館」(みんなのとしょかんプロジェクトの一環 )周辺の除草作業等を行いました。

 活動を通し、作業中も含めて、住民の方々のお話を聞く機会が多く持てました。住民の皆様が抱えている事に対して、私達学生ができることは少ないかもしれません。しかしお話を聞くこと、一緒に考えること、共に汗を流すことは出来ます。ここから、何かを生み出せればと思います。
 これからも私たちに出来ることをしっかりと取り組んでいきます。(日本大学4年 飯坂 友博)