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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから※この活動は、公益財団法人車両競技公益資金記念財団からの助成を受けて行いました。
台風26号で甚大な被害を受けた大島町での救援活動を3回に分けて行いました。
11月17日
昨日継続となった元町地区と泉津地区でのニーズ2件を完遂させるため、一同声を掛け合って場を盛り上げながら作業をしました。
元町地区の作業場では「エッサエッサ!」と学生の声が響き、それぞれ一つの場所で違う作業をしていても、あちこちから「エッサエッサ」という声が上がっていました。ときどき笑顔もまじえながらの作業となり、“学生の元気を現地に置いてくる”という活動ができたのではないかと思います。
11時半に作業を終了し、車が来次第順次宿舎に戻り、撤収の準備をしました。13時15分頃宿舎を出発し14時半頃大型客船に乗り込みIVUSAの特別顧問である黒澤司さんに見送られながら15時前に出港しました。
11月16日
学生51名、OB・OG3名、事務局員5名の計59名が元町地区と泉津地区にて活動しました。ニーズは全部で3件あり、1件が完了、2件が継続となりました。主な作業内容には家財の運び出し、床板剥がし、土砂とヘドロのかき出し、床板張りなどがありました。
泉津地区では、依頼を受けたお宅の敷地内に7棟あるうちの3棟に入り、2棟は依頼を完了させることができました。家の中の物を整理させていただいていたとき、お宅のお母さんが「やっとここにもおばあちゃんが住めるわ、孫も家に遊びに来れるわ」とにこやかに仰っていました。このお宅には3週連続で活動させていただいていますが、家が片付き喜ぶお母さんやお父さんの顔を見ることができて、とても嬉しく思いました。
明日は半日のみの活動となります。限られた時間の中で私たちができることを精一杯行いたいと思います。
11月15日
午前8時40分先発隊が竹芝桟橋を出発し、午前10時40分に伊豆大島岡田港に到着しました。
昼食を取り、ボランティアセンターにて現在の情報を集めました。
午後からの雨のため、本日の作業は終了しました。
その後、1次隊、2次隊にて作業をした妙安寺さんに伺い、現場状況を確認しました。
まだ作業は多く残っています。
1次隊から入らさせていただいていた泉津地区のお宅では活動の際いつも昼食をつくってくださり、私たちをみると「また来てくれたんだ!」と喜んでくださいました。
11月11日
学生4名、事務局2名で前日に活動させて頂いた元町地区のお宅に午前中いっぱい活動させていただきました。
前日に降った強い雨を感じさせないほど天気も良くなり、お宅では床下に潜り、ヘドロのかき出しを行いました。
また、東日本大震災の際にお世話になったNPO法人スマイルシードの黄本さんと再会し、朝ご飯と昼ご飯を作っていただき、美味しくいただきました。
11時30分まで作業し、その後はボラセンにて作業報告、今回お世話になった方々に挨拶し、宿舎へと戻りました。
その後は宿舎の掃除などを済ませ、港へ向かい、14時20分に乗船を済ませ、19時に竹芝桟橋に無事到着し、解散しました。
今回お世話になった現地の方々からまた来週是非来て下さい、待ってますというお言葉をいただきました。
11月10日
大島での活動2日目にして、最終日となりました。
天候が心配されていましたが、活動に支障がでるほどの雨は降らず、予定通り午前中の活動を行い、泉津地区と元町地区の2つに地区に分かれ作業をしました。
泉津地区は昨日と同じお宅で床下での作業でした。泥の掻き出しをした後、石灰による消毒を行い、先日から床下を清掃するために外していた床板はこちらで戻すことができました。
1次隊から続け てきた作業が10日で完了し、長い時間がかかってしまいましたが、お宅の方に喜んでいただけて私たちも嬉しかったです。
元町地区では2ヶ所の現場に分かれました。
1ヶ所目は土石流によって被害を受けた妙安寺で活動をしました。
主な作業内容は床下の泥かき、清掃、石灰による消毒作業、再び床下に砂や水が入らないようにするために用水路を作りでした。
2ヶ所目は地域の方の住宅に入らせていただき、床下のヘドロの掻き出し、住宅前の土の地面をならす作業等を行いました。
元町からは今回の土砂崩れが起きた三原山がよく見え、肉眼でもはっきりと崩れた後が見えました。
その麓にある元町の被害はやは り甚大で、川に流れ込んだ土石流が川の曲がり目の側面に打ちあたり崩れている状態を見て、想像を超えた土石流の勢いの強さを目で感じました。
また元町には住民の方と工事関係の方以外は入れない地域もありました。
元町のボランティアセンターには中学生が作業していたり、石巻市の小学校からタオルの寄付などがありました。
台風が大島に被害をもたらした10月16日から約25日が経った今でも、家の片付けを終えていない場所がいくつもあり、まだまだ人の手が必要なのだと痛切に感じました。
1日目に私だけ作業場から離れ、1次隊で作業させていただいた元町のお宅の方と少しお話しすることができたのですが
島に住んでいる人だけでは人手が足りないことや感謝の言葉をいただき、ボランティアの必要性や現地で起こっていること、そこに住んでいる方の声を他の地域、なるべくたくさんの人へ届けることの必要性を感 じ、私たちが現地に行って見たこと感じたことを生活をしている場へ戻ったときに、周りの人に伝えることで、テレビなどの報道よりも興味?関心を持ってもらえ、関心を持った人が何かアクションを起こすことで「結果的に現地のためにプラスになるのでないか」と感じました。
元町地区に比べ、泉津地区や岡田地区はメディアに報道されることは少ない印象があります。
しかし泉津地区のように1次隊と2次隊を通じてやっと1軒が完了する場所があることも事実です。
今までの災害でもそうですが、強くスポットが当てられた地域以外にも沢山の地域に人の手が必要とされていることを忘れてはならないのだと切実に感じました。
短い期間ですが作業させていただいた各地域の方々と接し、みな さまの心の暖かさや優しさなどを肌で感じました。
IVUSAでは来週も伊豆大島での活動が決まりました。
「私たちにできること」を考え行動していきたいと思います。
11月9日
学生26名、事務局員3名、OB2名の計31名で泉津地区と岡田地区の2つの地区、場所に分かれて作業しました。
泉津地区は学生15人、事務局員1人の16人で活動しました。
作業内容は家の周りの土砂運び、集めた土砂が崩れないようにするための土嚢作り、家の床下に溜まった泥かき、外に出ていた家具類の運び出しで、そこに住む方、まわりに住む方々とも一緒に作業をしました。
本日の作業でか土砂に埋まっていたところから石畳などが見られ、被災前の状態が見ることができました。
岡田地区のお宅で学生13人、事務局3人で活動しました。
この場所は土砂崩れが発生し、用水路が壊れる被害が発生しました。床下の清掃は終わっていたため、家財の片付け、用水路再生のための泥の掻き出し、竹切りを行いました。
用水路を今日完成させることは出来ませんでしたが、明日も天候によりますが、引き続き活動を行います。
現地の方に「人手が足りないので助かった」とのお話をお伺いしました。
メディアに取りあげられていないところでもまだボランティアが必要だと再認識しました。
地域の方からたくさんの差し入れをいただいたり、自分の親戚のために大島に来られている方々との出会いなどを通じて、人と人の暖かさを感じることができました。
本日の作業を終え宿舎に戻り夕食を取った後、現場ごとに分かれ、今日の活動の反省などを共有しました。
明日の天候が心配されますが、予定では活動出来る期間はあと半日です。
残された時間で私たちがどれだけ活動できるか、今回の隊に参加しようと決意したときの気持ちを再確認し、明日の作業に備えようと思います。
11月8日
伊豆大島台風26号災害救援活動2次隊26名が竹芝桟橋を出発しました。
11月4日
最終日は11時半までの活動で撤収するということで学生一同張り切っていました。起床した時には強い雨が降っていましたが、宿舎を出発する 時には雨も小雨になりそれぞれの作業場へ出発しました。
この日は学生24名、事務局員5名泉津地区と元町地区の2つの場所に分かれて作業をしました。主な作業は床板剥がし、床下の土砂のかき出 し、骨組みの釘抜き、別の部屋での畳運びなどがありました。
元町地区のお寺で作業をさせていただきましたが、最後ということでお寺の住職さんにはヘドロだけ取り除いてほしいというご依頼の他にも、ヘ ドロをかき出したところを均してきれいにするというところまで行いました。途中から一般のボランティアの方が来て一緒に作業をさせていただき ました。
最後に住職さんは「本当に助かりました、ありがとうございました。また大島に来てください」と仰ってくださいました。
12時頃宿舎に戻り、お昼ご飯を食べて帰宅の準備をしました。来週の派遣に備えて道具を整理し、置いていけるものは宿舎に置かせていただきました。
14時半の大型客船に乗り、18時50分に竹芝桟橋に無事到着し19時頃解散しました。
また来週、大島で学生にできることに取り組みたいと思います。
11月3日
今日は、昨日に引き続き4件のニーズがあり2件が完了しました。
昨日に引き続き、午前は学生45名、事務局員5名、一般参加1名の合計51名で同じ場所に分かれて活動しました。活動内容もほぼ同じで床板剥がし、床下のヘドロのかき出し、家財運びなどを行いました。今日帰る予定だった22名の学生は昼前に作業を終了し、お昼ご飯を食べて船で本土に戻りました。
元町地区にて作業させて頂いたお宅では、床上浸水による家と納屋の被害が大きかったです。床上の土砂のかき出しは済んでいましたが、床下のヘドロが溜まっていたため、まず床板を剥がす作業から始めました。階段の下など床が剥がせないところは、学生が数人で床の下に潜って泥だらけになりながらヘドロをかき出しました。
そのお宅の納屋での作業は家財の運び出しとヘドロのかき出し、畳と床板を剥がすところまで行いました。木の根や瓦礫などが混ざっておりスコップがそれらに引っかかって掘るのがとても大変でしたが、午前中に納屋での作業を完了させることができました。
また午後は家の中での作業中に付いてしまった壁や床の汚れを拭き取ったり、家の裏の土砂をかき出したりする作業を行い16時過ぎに作業を終了しました。作業終了後、お宅のおばあちゃんは「災害が起きる前よりもきれいになった」と笑って仰ってくださいました。
明日はとうとう作業最終日です。学生の元気を現地に置いていけるよう精一杯最後まで頑張ります。
11月2日
学生45名、事務局員5名、一般参加1名の計51名で元町地区と泉津地区の2つの地域で合計4つの場所に分かれて活動しました。
作業内容には、床上と床下の土砂出し、家財出しと床板剥がし、ヘドロのかき出しなどがありました。
泉津地区の作業場では学生7名、事務局員1名が活動しました。作業させていただいたお宅のお母さんは、とても明るくて話好きの方で、作業中も声をかけてくださり、休憩中にはおにぎりやフルーツを差し入れてくださいました。帰り際にはお宅のお母さんが「ありがとう」とおっしゃってくださいました。本日また継続して、昨日の作業の続きを行います。
夕食後には一緒に作業した会員でいくつかのグループでふり返りを行い、昨日の反省や感想を共有しました。
その後、夏の利島プロジェクトからお世話になっているという縁もあり、今回の活動の調整や宿泊施設を提供してくださった方々に懇親会に来ていただき、一緒にお話させていただきました。
明日は本土に戻るメンバーもいますが、最後まで地域の方々とも一緒に協力して頑張りたいと思います。