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京都府亀岡市の報告会&交流会~WAになって踊ろう~

 2月16日、京都府亀岡市で、今まで活動を通じてお世話になった方々や一般の方々をお呼びして学生50名と地域の方々8名と交流会を行いました。目的は「人と人とのつながりを広げ、助け合える社会の構築」です。
 午前の部はガレリアかめおかにて、私たち団体IVUSAのことを一般の方に知ってもらうため、活動報告会を開きました。団体の紹介に始まり、環境保護・地域活性化・災害救援・国際協力の4分野に沿ったプロジェクトの紹介を4年生中心に行い、活動に対する熱い思いを発表しました。

 午後の部のスタートは引き続きガレリアかめおかにて、まずは学生の有志で結成されたチームでのよさこいソーランを披露し、雰囲気を盛り上げました。


 また、学生による炊き出しの豚汁とポテトサラダを食べながら交流を深めました。

    

 お腹を満たした後は4つのチームに分かれ、運動会を行いました。活動でしばしば使用する「装備」であるスコップやバケツを用いてのリレー等、趣向をこらしたIVUSAならではの内容であり、楽しい時間を過ごすことができました。
 次に全員で大規模な二人三脚に挑みました。この1日で培った団結力が試されるとき。結果はともかく、何事もまず挑戦してみるという姿勢の大切さを改めて感じることができたのではないでしょうか。

 最後にテーマソング「WAになって踊ろう」に合わせて全員で輪になって歌い、午後の部を締めくくりました。
18時からはガレリアかめおか近くの居酒屋にて、お酒を交えての交流会を行いました。先輩の話を熱心に聞く後輩の姿が見受けられ、普段話す機会の少ない人とも話すことができ、充実した時間でした。

 今回外部から来て下さったのは、亀岡市の豪雨災害救援活動の際窓口になって下さった亀岡市の自治防災課の方や、その時入らせていただいたお宅の住民の方、京都市消防学校の方、また、学生のIVUSA外での友人や知人等様々でした。
 
このような関係をより強めていくことによって、新しいプロジェクトを立ち上げる際にご指導やご協力をいただけたり、何かあった時に連携を取って助け合うことができたりするのではと、今後に繋がる多くの可能性を感じることができた一日だったと思います。
 
この企画を通して私たちは今まで構築してきた人とのつながりの大切さ、そして一人ひとりが今後ももっと積極的に外部の人とのつながりを作っていくべきであることを学んだと共に、衣笠クラブの仲間との確かな絆を再確認する良い機会にもなりました。最後に、お忙しい時間をぬって足を運んで下さった来場者の皆様、取材に来て下さった京都新聞の小池様、会場を提供して下さったガレリアかめおかの皆様にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。(立命館大学2年 小池かなえ)

【プロジェクトリーダーより】
 友とかボランティアのちょっと先。ボランティアをする、されるの関係を取っ払い、人と人との関係をつくり、広げて協力し合う。それが社会に対して学生に、そしてボランティアにできることだと感じています。
 いざという時に協力し合えるネットワークを構築し、いざという時に助け合えるチームの一員にクラブがなる。そんな存在になっていけるチームを理想としてきました。

 今年度は京都の各地で災害が発生しました。その時に大きな復興の力になれなかった悔しさから、これからもそんな時に立ち上がりたい。そんな時、自分たちを災害に負けさせたくない。と強く思いました。
 
団体間の連結をこれから強めていくとともに、卒業してからも関係の続く縁をこれからも広げて行ければと思います。
 
今回をキッカケに学生同士の絆が深まったことはもちろんですが、亀岡での災害救援時にお世話になった方や、京都消防学校の方にもご参加していただき、新たな関係が広がり、つなげることができました。今回多くの協力をいただき、多くの方に参加していただき、心から感謝いたします。ありがとうございました。(立命館大学4年 新原 稔貴)