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第11回宮城県山元町復興支援活動(助成:住友商事 東日本再生ユースチャレンジ・プログラム)

 2月14日から17日にかけて、宮城県亘理郡山元町にて復興支援活動が行われ、学生41名、事務局員1名が活動しました。
 14日の15時頃、山元町に到着しました。まず花釜地区にある普門寺の住職さんや、お寺災害ボランティアセンター(通称テラセン)のスタッフの方から、山元町の現状についてお話を伺いました。そして、今回初めて山元町を訪れた学生が多かったため、旧中浜小学校、磯浜漁港、JR常磐線の坂元駅など、震災被害を受けた場所を案内していただきました。

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磯浜漁港の見学

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普門寺でお話を伺いました

 2日目の15日は、前夜からの激しい積雪により、宿舎として使用させていただいた牛橋区民会館のまわりの除雪作業から始まりました。その後、各現場に分かれ、あるお宅で柱の清掃やトイレの床下の泥の掻き出し、橋元商店さんの写真館の壁づくりの仕上げ作業、普門寺周辺の除雪などを行いました。また、3月11日の追悼式で使用する竹灯篭のための、竹の切りだしを行いました。追悼式に参加しないIVUSAの学生の分の竹灯篭も飾っていただけることになり、1人ひとりが竹の切り口にメッセージを書き込みました。

 夕食後に、普門寺、テラセンのスタッフの方などと一緒に懇親会を行いました。学生から積極的にお話しを伺いにいって交流することが出来、とても充実した時間となりました。

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除雪作業をしています

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竹灯籠作りをしています

 3日目の16日は、朝から晴天が続きました。前日の作業を引き続き行い、民宿させていただいた8人の学生は、障子の張り替えや庭の整備などの作業を行いました。またイチゴのビニールハウスでの作業も行いました。津波により流されてしまったビニールハウスを建てなおした後、今季が初めての出荷だそうです。山元町は東北最大のイチゴの生産地で、今がちょうど旬だそうです。作業後に味見させていただいた真っ赤なイチゴはとても甘くて美味しかったです。
 昼食後、宮城県出身で手話歌手の水戸真奈美さんに、普門寺でコンサートをしていただきました。東日本大震災の支援活動を行う中で作った曲で、心に響く歌詞に感動し、涙を流している方もいらっしゃいました。
 夕食後の懇親会では、普門寺の住職さんとテラセンのセンター長である藤本さんのお話を、震災当時やテラセンのこれまでに至る話を伺いました。「今の山元町しか知らない人はこれが普通だと思ってしまって、震災直後の悲惨さを知らない。それをどうにか伝えていきたい。」という言葉があり、現在の山元町の姿になるまでに想像できないほどの大変な苦労があったのだと感じました。

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イチゴのビニールハウスで作業しています

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懇親会の様子

 最終日の17日は、宿舎として使用させていただいた牛橋区民会館の清掃をし、普門寺へ向かいました。感謝の気持ちも込めて、普門寺の清掃や周辺の雪かきも行いました。
 最後に、住職さんやテラセンのスタッフの方へ挨拶をした時、「またいつでも山元町へ来てね」と言っていただき、とても嬉しかったです。これまで2年間のIVUSAと山元町の繋がりがあって、このように温かく受け入れていただけるのだなと感じました。
 この4日間で活動を終わらせるのではなく、これからも自分に出来ることを考え、また山元町に来ようと思いました。(法政大学2年 本田 菜美)

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住職さんやテラセンのスタッフの方々と