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夢企画ワールドカップ(関東)

 10月12日の14時から国士舘大学にて、約100名が夢企画ワールドカップに参加しました。そもそも夢企画ワールドカップとは、学生の想像力を活かし、社会に貢献したいという「夢」を具体的な企画立案までもっていく新規事業コンテストであり、IVUSAの原点ともいえるものです。

 事前に夢企画を募集した段階では、なんと予選の時点で96個もの企画があり、1次選考、2次選考を経て、最終選考には関東では7個、関西では9個の企画が残りました。最終選考まで残った企画が、本日の発表に臨みました。

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 審査方法は、各企画5分間のプレゼンと5分間の質疑応答の時間があり、全ての夢企画の発表の終了後に、「この企画に参加したい!」と感じたものを3つまで投票する形です。

 はじめに学生の開会宣言から始まり、様々な学生が熱く語りました。前半は育児環境を改善していくことを目指した東京家政大学クラブ発案の「ままの休日大作戦」、次にIVUSAの災害のノウハウを活かして木を伐採する東洋大学クラブ発案の「長野県森林整備活動」、3つ目に地域活性化を目指し農業の生産者と消費者を結び付けるための駒澤大学クラブ発案の「IVUSA流通事業」が発表しました。なぜこの活動が必要とされているのか、どのように実現していくのか、誰をターゲットに活動するのかなど具体的に考えて発表していました。

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 休憩を挟み、後半はまずフェアトレードの商品で国際協力を目指す法政大学多摩キャンパスクラブ発案の「途上国生活支援活動」が発表し、次に少子高齢化の進む地域でお祭りの支援をする国士舘大学世田谷キャンパスクラブ発案の「山梨県南部町火祭り活性化活動」、その後は瓦礫の撤去や農業漁業のお手伝いなど友人の住んでいる地域を盛り上げる国士舘大学世田谷キャンパスクラブ発案の「南三陸町復興支援活動」、最後に北海道の国立公園の魅力の発信と整備を行う法政大学市ヶ谷キャンパスクラブ発案の「大雪山山道整備活動」の発表がありました。
 全ての発表が終了し、どの夢企画に投票するか迷いながらも、魅力を感じたプロジェクトを選び投票しました。

 休憩を挟んだ後は、夏の活動のふり返りムービーと、春の活動の紹介や説明がありました。そしてドキドキの結果発表がありました。1位は東京家政大学クラブ発案の「ままの休日大作戦」、2位には国士舘大学世田谷キャンパスクラブ発案の「南三陸町復興支援活動」、審査員特別賞には東洋大学クラブ発案の「長野県森林整備活動」が受賞しました。

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 受賞の有無に関わらず、どの夢企画も社会に役立ちたいという熱い想いのこもった素晴らしいものでした。
 最後に、下村誠代表理事より挨拶があり、夢企画ワールドカップの幕が閉じました。(法政大学4年 松浦 奈々)