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夢企画ワールドカップ(関西)

 10月12日13時30分ごろから京都府内の大学にて夢企画ワールドカップの関西大会が開催されました。そもそも夢企画ワールドカップとは、学生の想像力を活かし、社会に貢献したいという「夢」を具体的な企画立案までもっていく新規事業コンテストであり、IVUSAの原点ともいえるものです。

 全体では96企画がエントリーされ、これまでの選考を勝ち抜いたファイナリストで関西では8企画が今回最終プレゼンを行いました。所属クラブの応援に後押しされながら、個性豊かなプレゼンが繰り広げられました。

 前半は、「夢をつなぐネパールプロジェクト~ネパールの山村部に図書館を~」という同志社大学の学生によるネパールのプレゼン発表から始まりました。「ベトナム小学校台風防災支援活動~Phong tranh bao Viet Na~」「スポーツでハッピーに!!inカンボジア」「岡山県河合ほたる祭り保全活動」の4つがプレゼンされ、休憩を挟みました。

 後半戦は長崎県立大学の学生による「対馬海岸全域清掃大作戦」から始まり、長崎サテライト会場とも画面をつなぎサテライト会場でも真剣に起案者の想いや計画に聞き入る姿が見られていました。後半戦は他に、「京都三山森林保全活動」「戦争を防ぐリレーをしよう」「サンゴ救出大作戦」の4つのプレゼンが発表されました。

 各プレゼンに対しては事務局や学生代表などの審査員からのコメントの他、学生からのコメント、質問も複数あがりよりよい企画になるよう会場全体とも共有しました。

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学生が質問しています

 休憩の後、投票が行われました。
 投票の開票が行われている間に夏のふり返りムービーとともに、春に行われる活動の告知があり、春のプロジェクトにどのようなものがあるかを知りました。
投票の結果、なんと同率一位で「ベトナム小学校台風防災支援活動」「対馬海岸全域清掃大作戦」の2つのプレゼンが選ばれました。
 また特別賞として「岡山県河合ほたる祭り保全活動」、夢企画賞として「今しか出来ない戦争を防ぐリレーをしよう」が選ばれ、発表者に賞が送られました。
 選ばれなかった学生の中には涙する姿もあり、この夢企画への熱の高さが感じられました。

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賞を受け取るベトナム小学校台風防災支援活動の発表者で留学生のダオフーンホアさん(滋賀大学)

 夢企画として選ばれたこれらの企画の実現への道のりはこれがゴールではなく始まったばかりです。活動が出来る日が待ち遠しいです。(同志社女子3年 黒笹 ひろみ)