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DIG(災害図上訓練)講習

 1月10日、常葉大学社会環境学部准教授であり、IVUSA危機対応研究所顧問の小村隆史先生によるDIG(災害図上訓練)講習を開催いたしました。

 地震の周期性のもと、私たち大学生は南海トラフ地震を40歳前後で迎える可能性があるという現状から、どうやって地域防災を考えていくか、という観点からお話しいただきました。

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 そうした現実から地域防災を考えたときに、大学生、中高生といた若者世代が実際に地域の街歩きを行い、分析、発表を行うなど、防災はひとづくり、街づくりなのだということを考えさせられました。

 そして、防災にとって最も大切なのは、対応や復旧復興のまえに、予防を重視することの大切さに気付かせてもらいました。学校や福祉施設、行政機関などは津波から避難する訓練を重ねるよりも、そうする必要がない場所に建設するなどという意識を持つことから将来の都市計画そのものまで考えていかなければならないということです。

 また、古地図と現在の地図を重ね合わせ、地盤の強弱や自然災害発生リスクの高いところはどういった場所なのか。地図を読み解くことの大切さを学びました。

 午後からは実際に自分たちの住む家で地震が起こった時の行動パターンを考えたり、どういった備えを予めしておくとよいか、グループで話したりしました。
 ここでも改めて予防の大切さを考えさせられました。起きた後にどうするかよりも、耐震構造を考えたり、家具の固定をしたりという予防が必須であると感じました。

 その後は大学周辺地区の地図を囲み、災害発生時どのぐらいの被害が及ぶかなどを図上で分析し、被害の度合いを数値で換算しました。

 今後はIVUSAクラブ毎での地域防災について貢献できるプログラムの開発を目指し、「予防こそが防災の基本」「命を守るためにしなければならない街づくり」という考えをしっかり広めていくことを目標に展開していきます。

 これからも定期的に小村先生にお越しいただき、IVUSA会員に対してDIGの知識を深め実践していく機会を設けさせていただきます。そして地域防災に力を注ぎ、自分たちのコミュニティや活動先の現場に生かしていけるよう取り組んでいきます。