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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから2月13日から15日まで、新潟県関川村「大石どもんこまつり活性化活動」が行われ、総勢49名の学生が参加しました。
今年の冬は関川村での活動が3つあり、「七ヶ谷雪ほたるまつり活性化活動」「えちごせきかわ雪まつり活性化活動」に引き続き、第3弾としてこの活動が行われました。今年度は大石どもんこまつりが開催されてから10年という節目の年でもありました。
活動1日目の午前中は、「えちごせきかわ雪まつり活性化活動」から続けて参加している隊員のみで作業を行いました。どもんこという雪のかまくら作りや、村の方と当日のお祭りの運営について話し合いをしました。
14時頃に新宿から出発した隊員が関川村に到着した後、到着セレモニーが行われました。その後、各現場に分かれてどもんこ作りやスノーモービルの滑走路作り、運営の準備などの作業を行いました。
作業終了後は室内に移動して、今回の活動リーダーである鈴木尚よりIVUSAの活動内容や概要について改めて説明させていただき、その後大石どもんこまつりを主催しておられる「大石 山と川に親しむ会」の方から普段の活動についての紹介をしていただきました。
昨年、IVUSAと関川村は地域連携協定を締結しましたが、お互いの活動について改めて理解することにより新たな可能性を広げることを目的としてこのような場を設けました。
夜には、この冬の関川での最後の活動ということもあり、3つの活動でお世話になった方々をお招きし、IVUSA主催の交流会を行いました。村役場の方々をはじめ多くの方々にお越しいただきました。
活動2日目は、「大石どもんこまつり」が開催されました。隊の学生のうち4名は、村の方と共に7時よりお祭りの準備を始めました。8時頃に学生全員が合流し、お祭りに向けて足場の整備や受付の設置、おにぎり作りなどを行いました。安全祈願祭にも参加させて頂き、お祭りの成功を祈願しました。
お祭りが始まってからは販売や大石集落主催の企画のお手伝いを行い、IVUSAからは「バレンタイン企画」「アイスクリームサッカー」「宝探し」の企画を村の方へ提案し実施しました。
また学生9名は、平田大六村長と共に雪山散策に参加し、スノーシューを履いて山の中を歩くという貴重な経験をすることができました。
お祭り終了後には慰労会に招待していただき、大石どもんこまつり開催10周年を祝うムービーを上映しました。過去との繋がりを知ることで、今後の活動に向かって新たな一歩を踏み出すきっかけになったのではないかと感じました。村の方との交流を通して、学生たちも新たな気づきを得ることができ、関川村について更に考える機会となりました。
活動3日目は、お祭り会場の片付けや、1日目に宿泊させていただいた施設の清掃などを行いました。
活動終了後には、関川村役場で出発セレモニーを行いました。平田大六村長から地域連携協定についてお話をして頂き、2004年に初めてIVUSA学生が関川村を訪れてから今に至るまでの関川村の方々の働きかけや、村長のIVUSAに対する想いを聞くことができました。
3日間という短い活動時間ではありましたが、お祭りに参加し、若者のパワーで村を盛り上げ元気づけることができました。関川村の方々は、IVUSA学生が村に帰ることを心待ちにして下さっており、私たちも活動においてその期待に応えることができました。
関川村の抱える問題や村の方のニーズを理解し、これから関川村のために私たちは何ができるのかを考えさせられる活動となりました。(埼玉県立大学2年 青木 朋子)