5月23日に学生ネット企画の千代田区内清掃活動が行われました。学生ネットとは千代田区内のボランティアサークルの集まりで、月一回ほど地域社会と連帯したボランティアを企画し活動しています。今回参加したサークルはIVUSA東京市ヶ谷クラブ、二松学舎大学のグリーンワークス、明治大学のTree、そして法政大学のキャンパスエコロジーフォーラムと外堀キャンナーレでした。

　どこにどのようなゴミが落ちていて、またそのゴミが落ちていた場所の周辺にはどのような人々が行き交っているのかをまとめ、地域のゴミについての意識を変えるという趣旨のもと実施されました。

　当日は靖国神社に集合後に市ヶ谷ルート、飯田橋ルート、千鳥ヶ淵ルート、神保町ルートの4つのルートにそれぞれ分かれて清掃を行いました。参加者が非常に多く、一グループ15名ほどの大所帯でしたが、参加者全員が熱心にゴミを拾っていました。路上だけでなく普段見逃しやすいような道路の脇の植え込みや、駐車場などゴミが隠れやすいようなところにも積極的に拾いました。

　ゴミ拾い活動終了後、千代田ボランティアセンターで各サークル紹介と交流会を行いました。最初にそれぞれのサークルについての紹介を行い、その後立食形式での交流会を行いました。千代田区のボランティアサークルの集まりである学生ネットといえど、通っている大学はそれぞれ違い所属しているサークルの詳しい活動を知る機会になりました。交流会でも普段関わることのない他大学のサークルの人々と話し、一緒にお菓子を食べる機会はとても貴重な時間を過ごすことができました。

　5月の学生ネット企画は千代田区内清掃活動でしたが、これからも毎月何らかの形で千代田区内でのボランティア活動を続けていく予定です。今回の活動は各サークルにとって良い滑り出しになったと感じました。（法政大学3年　藤江 翼）