活動へのご支援のお願い

　新型コロナウイルスの影響により、本協会の活動にも大きな影響が出ています。2020年春のプロジェクトは半分以上が中止となり、この夏に予定していたプロジェクトもほとんど中止となりました。さらに、毎年4月に行っている新入生の勧誘も行えず、新規会員もネット経由で入会した僅かな数となり会員数は激減しています。

　現在、オンラインでできる企画やワークショップを充実させていますが、本協会の特徴は何といっても「現地での活動」であり、すべての活動の基本は「元気を置いてくる」ことだっただけに、今回の事態には如何ともしがたい無念さを感じています。

　本協会も発足から28年目を迎え、当初から国際協力・環境保護・地域活性化・災害救援・子ども支援事業を中心に、今年は全国に32のクラブが存在しています。また、年間の事業数は、本部主催事業と各クラブ独自の事業を加えると500を超え、これに1万人以上の学生が汗を流して社会に貢献しています。この事業は、活動地に対する貢献はもちろんですが、参加する学生にとっても大きな成長の場ともなっております。

　現在、コロナの収束が予測つかない状況となり、これまで積み上げてきた事業の継続が難しい状況となっております。皆様には、本協会の存在意義をご理解いただき、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2020年6月19日
特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会
代表理事　下村誠

１．寄付金はプロジェクト継続のために充てさせていただきます。

　現在、学生たちはアルバイトができない状況が続き、活動が始まったとしても、資金的な面で参加できない学生が多くいます。これらの学生の補助や活動をサポートするための運営費として充てさせていただきます。

　今夏の活動はほとんど中止となりましたが、現地カウンターパートとのオンラインの交流会や勉強会などを実施し、事業の継続を図っていきます。

　コロナの状況を見ながら、9月以降にコロナで疲弊した社会を再び元気にすべく、東西で2本のプロジェクトを準備しています。活動最終日には、地元花火業者の協力を得て、それぞれの活動地で花火を打ち上げる予定です。

　近年、海洋ゴミ（特にマイクロプラスチック）に対する社会的関心が高まっています。

　本協会では、「Youth for the Blue」をコンセプトに、2002年から継続している九十九里浜全域清掃をはじめ、山形県・京都府・長崎県・沖縄県等で清掃活動を実施しており、各支部（クラブ）がある都市部や河川においても定期的な清掃活動を行ってきました。

　今回、千葉県外房から鹿島灘までの130キロを、約500名の学生で清掃することを計画しております。

　本協会はこれまで、オオバナミズキンバイと呼ばれる侵略的外来水生植物に対して、2013年から除去活動や啓発活動を継続的に行い、琵琶湖外来水生植物対策協議会の構成員として活動しています。

　今回はこの活動と同時に、約500名の学生が琵琶湖一周240キロの清掃に挑みます。

国際協力活動
・カンボジア小学校建設活動
・ネパール山村支援活動
・インド生活支援活動

環境保護活動
・神奈川県こどもの国竹林整備活動春（単発・合宿）
・京都府阿蘇海環境づくり活動
・山形県日本海沿岸清掃活動
・長野県天竜川鷲流峡復活プロジェクト

地域活性化活動
・長野県飯山市活性化活動(雪まつり・かまくらまつり）
・新潟県関川村活性化活動(大石どもんこまつり)
・新潟県栃尾裸押し合い祭り協働活動
・新潟県関川村活性化活動(七ヶ谷雪ほたる祭り)
・新潟県十日町市雪まつり活性化活動
・静岡県西伊豆町活性化活動
・三重県熊野市地域活性化活動
・新潟県十日町市雪原カーニバルなかさと協働活動
・長野県飯山市活性化活動(とがり光の祭典）
・岡山県日生諸島活性化活動
・新潟県栃尾ほだれ祭り協働活動
・岡山県備前市活性化活動

災害救援活動
・東日本大震災復興支援活動
・災害発生時に随時対応（被災地に対する救援物資の手配等）

※これらの活動は、コロナの状況によって、規模の縮小や活動内容の変更、さらに中止も視野に入れて対応して行きます。

　ご寄付いただいた方には、心ばかりの返礼品（ステッカー・Tシャツ）を用意しましたので、以下のフォームから申し込みをお願いします。