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◇大学生ボランティアレポート
(小学校建設ボランティア活動に参加した大学生のレポートです。)
「プレイコイ村小学校建設活動に参加して」
活動期間:2008年8月5日〜8月14日 活動人数:45名(10大学)
杉枝 咲希子(法政大学)
2007年夏、一通の手紙がカンボジアから届きました。
「私たちの小学校は生徒の数が年々増えており、教室が足りない状態です。現校舎はぐらぐらして、今にも倒れそうな建物です。私たちは出来るだけ、多くの生徒を受け入れ、多くの子供達に教育を与えなければと思っています。是非ともこちらの学校に力をかしていただきたく思いました。生徒が安全に勉強できるよう、どうぞ実際に見学にきてください。そしてご検討をお願い申し上げます。」
この手紙は、コンポンチャム州にある学校の校長先生からのものでした。あれから1年後、私たちはその学校にいました。
そこは、ガスも水道も電気もない村にある小学校。スッポンポンの子供たちが、鼻水を垂らしながら、走り回っています。校舎は老朽化が進み、また教室数も少なく上級生は隣村まで歩いて学校に通っているため、新しい学校を建てようと村の人たちがお金を出し合って土地を買ったそうです。ただ、国に掛け合っても、政府に余力がないため校舎は建てられないとのこと。私たちは、手紙を受け取った後、みんなで募金活動を実施。多くの方にご協力頂き、校舎を建設することになりました。
コンポンチャム州プライコイ小学校 (生徒数164名、教室数2個)
教室数が少ないため、3年生以上の生徒は近隣の学校に通っています。就学率は60%ですが、児童労働などの影響で5年生に進級するのはそのうち20%です。
子供の増加により、教室が足りません。また、校舎も老朽化しています。住民たちがお金を出し合い土地を買いました。
都市から車で40分ほどの村です。電気もガスも水道もない村。ほとんどの子ども達は、スッポンポンかパンツだけ。
2008年5月、着工しました。まずは、建設に使う水を確保するため、井戸を作ります。その後、床の施行に入ります。
8月、私たちが訪れたときには、コンクリートの柱とレンガで積みあげた壁の施行が終わっていました。
校舎を作る職人さんの手伝いや教室内の地面の整地、グランドの整備、通学路の舗装作業また、学校敷地内に牛が入り込み草を食べ荒らすことを防ぐために柵作りなどをしました。毎日、村人や子供たちが手伝いに来て、一緒に作業をしました。
カンボジアでの活動をとおし、このような活動が出来ているのは安定している国に生きているからであり、また、今後このような環境を作っていくのは、まさに私たち若者なんだ、ということを痛感しました。
同じアジアの国、カンボジア。この学校には2008年10月より、朝から晩までの3交代制で、約300人の子供たちが通う予定です。今は学校が遠いため、家の手伝い等で退学してしまう子供たちが多いとのことですが、村に学校ができたことで、より多くの子供たちに学べる機会が増えることが、楽しみです。
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