Youth-Acty!
竹林は、どこの里山にも見られる日本の原風景であり、その竹は万能の素材として活用されてきました。
しかし、高度経済成長期以降、手入れをする人も少なくなり、里山や竹林は放置され続けてきました。
竹は成長が早くまた繁殖力も強いため、竹林の過密化、拡大化が進み、今では里山地域の社会問題にまで発展しています。竹林は新しい竹の生長を阻むだけでなく、他の植物をも排除し、地域の植生を変える要因ともなっています。さらに、地下茎の浅い竹が山に広がることで土砂災害の危険性も高まるとともに、畑や民家への竹林の拡大により、住民への直接的な被害も出ています。
IVUSAでは、竹林の保全育成をすることによって竹林の拡大を防ぎ、里山の植生を元に戻すとともに、地域住民の憩いの場となるような、美しい竹林に戻す活動を行っています。同時に、参加者に対しては被災地等の現場スキルアップ研修の意味もあります。つまり非日常的な環境を経験する事で、万が一被災した場合、単なる一被災者にならずに現場で率先して事態の収拾に向かえるようになることを目指しています。
また普段は忙しくてあまりIVUSAの活動に参加できていない人、そして日帰りで行ける身近な現場研修として、今後も継続事業としていきます。
今回は、11月9日に北八朔公園(横浜市緑区)で行われた「竹の海原」製作プロジェクトに協力させていただきました。これは、来年度に横浜市が開港150周年を迎えるにあたって実施している、「横浜開港150周年記念テーマイベント」の一環として行われているもので、IVUSAからは18人が参加しました。
横浜市民の参加者と行う、のこぎりを使った竹の伐採作業で、横浜市内の公園でヒルサイド・Y150つながりの森の会場シンボルとなる「竹の海原」の屋根として使用する竹を伐採しました。