Youth-Acty!
2月6,7日に実施した清田山除雪ボランティア活動が、2月19日付地元新聞「津南新聞」に掲載されました。(掲載記事はこちら)当日は新潟市内でも1984年(昭和59年)に積雪82センチを記録した「59豪雪」以来26年ぶりの大雪で、現地の十日町市では大雪と強風で目の前が真っ白で何も見えない程の悪天候でした。
■清田山集落とは 中里地区では2000年から過去10回、雪原カーニバルなかさと(※)のお手伝いをIVUSAはさせていただいています。その「絆」によって中越地震に対しての救援活動や、清田山集落内にあるキャンプ場で合宿等の活動を行ってくることが出来ました。今回活動した清田山は集落内人口65人・世帯数19戸の小さな集落で、少子高齢化問題や人口低下問題を抱えています。 さらにこの時期は、農業を休業し近くのスキー場で働くため除雪に時間を割けない、高齢で体力的に雪かきが出来ないのが集落の現状です。しかし屋根の上には人の身長と同じぐらいの雪が積もり、雪の重みで屋根が崩れてしまうこともあります。 時間も体力もある若者の力が少しでも住民の方の力になれたらと思い、「全ては住民のために」をメンバー一同心に留め活動を行いました。
■除雪作業 今回は集落の方の集会場の屋根の雪下ろし、消防隊の器具置場周辺の除雪、神社周辺・地元の方の自宅周辺のお手伝いを主に行いました。皆初めての雪堀りで道具を使いこなすまでは、屋根から落ちるのではないか。などヒヤヒヤしていましたが、要領を得ると地元の方ほどではありませんでしたが、スムーズな作業を行うことができました。 作業が終わった後は体も温まり、集落のおばあちゃんから「手伝ってくれてありがとね。本当に助かったよ」と暖かいお言葉と素敵な笑顔、それに美味しいご飯までいただき、集落の方の生活の困難さを肌で体験しつつも、暖かい心を頂戴し東京へ帰ってきました。 この雪山での経験を活かし、どこで災害が起きてもすぐに駆けつけられるように、困っている人がいるからそこへ行き、少しでもいいから住民の方の力になりたい。IVUSAはそんな災害救援をこれからも行っていきます。
■プロジェクトリーダーから 今回の活動では国内でも1、2を争うほどの豪雪地帯である清田山集落に入りました。 現地の状況の在り様にはただただ驚くしかありませんでした。非常に猛烈な吹雪による視界ゼロのホワイトアウトと言う現象を初めて経験しました。集落の方々でさえ年に一度経験するかしないかというほどの悪天候に現場は見舞われていたのです。この状況に学生たちは皆、驚愕していましたが、少しでも集落の方々のためになれるよう、張り切って作業に挑みました。 作業が終わった日の夜は、集落の方々を招いて交流会を開きました。たくさんの人とのコミュニケーションを通して、集落に住む方々の生命力に強く感動させられました。本来ならば人が住めるようなところではないかもしれません。また生活インフラも市街地に比べると十分ではありません。 しかし、そんな環境の中でも間違いなく人は生きています。私を始め、今回の活動に参加した学生たちは、この生命力を目の当たりにして人の営みの尊さを実感することが出来たはずです。 まだ集落とIVUSAの信頼関係はそこまで深いものとは言えませんが、これからも集落のために、集落の望む形でIVUSAだからこそ出来るお手伝いさせてもらいたいと思います。ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。