代 表 挨 拶 |
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| 下 村 誠 |
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近年、頻発する残虐な事件。今、私たち日本人は、物質的な豊かさを追求するあまり、人間らしい「心の豊かさ」を失いかけているようです。 今の若者は、幼少期から不自由なく育ち、一人でパソコンやゲーム等に時間を費やし、また、日常の生活においても、人と交流する機会が極端に減少してしまいました。その結果、人との交流が苦手な若者が増加し、自分だけの世界に閉じこもり、思いやりや人の痛みを理解できず、いじめ、不登校に始まりフリーター・ニート、さらには、動機のない殺人を犯す者まで登場し、大きな社会問題となっています。 そんな若者の中にも、人が喜んでくれることが好きだが、それを実行する手段や方法を知らない若者達もたくさんいます。本協会の活動に参加する学生はそんな若者です。彼らは、特別な学生ではありません。しかし、様々な、活動を通じて厳しい環境で生きている人たちと出会い、その人たちが喜んでくれたことを、自身の喜びとして感じているのは事実です。彼らにとって、親や兄弟を含め、周辺にいる人たちが幸せであることは、自身の幸せですし、そうでなければなりません。その「幸せの輪」を家族以外の人たちに広げることで、新たな喜びや幸せを感じ、人間として大きく成長しているのです。ある意味、ボランティア活動は、今の若者に必要な遊びなのかもしれません。遊びだから本気になれる。これは、若者自らが、心豊かに生きる社会を作っていると言えるでしょう。 それにしても、世の中のすべての人々を救うことは出来ません。しかし、それぞれが、少しの時間や労力を提供することで救われる人たちがいます。一人一人の力は小さくても、力を結集することで、大きな力となり、多くの喜びを分かち合うことが出来るのです。それぞれが出来ることを考え、勇気を持って一歩を踏み出すことが重要なことだと考えています。 今後も、「思いやりのある社会、人にやさしい社会」を作っていくために、学生共々邁進して参りますので、皆様の一層のご協力とご支援をお願い申し上げます。 |
| 第15期学生代表 挨拶 |
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| 眞 淨 睦 |
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世界は自分の知らないところで動いている」 それを、実感したのがIVUSAでした。そして、そのすべてに自分は係わっていることを知り、さらに自分たちに出来ることがあることを知りました。 今、私たちが生活している社会には、物が溢れ、いつでも何でも手に入ります。一昔前と比べて、圧倒的に便利になったこの世の中が、私たちに与えたものは、自分さえよければ良いという、他者への配慮のない自己中心的な考え方です。それが、環境汚染、戦争、そして凶悪な犯罪等の要因となり、不安定な秩序を生み出しているのではないでしょうか。 物質的な豊かさを追い求めて行き着く先には、すべての人々の幸せが待っているとは思えません。私は、ボランティアという人と人をつなぐ活動を通して、心豊かに生きていくこととはどういうことなのかそしてその重大さ知りました。そして、精神的な豊かさは、他人を思いやる心、互いに助け合う力を生み出します。 複雑で多様な現代社会では、一秒先の予測もつきません。ですが、私たちがこれから生きていくのは、その不安定な未来です。この未来のために、今、やらなければならないことがあるはずです。 IVUSAは設立当初から「共に生きる」をテーマに掲げ、自分たちができることは何なのかを真剣に考え、若者らしいエネルギーに溢れた活動を行ってきました。これは今も昔も変わりません。 今年、IVUSAは発足15年目という節目を向かえ、先輩達が作り上げてくれた実績を活かして、新たなフィールドでより大きな展開ができるよう、全員で挑戦していきたいと思っています。 |